きっかけ

チェロキ

2013年10月25日 07:00




僕がアウトドアの世界に入ったきっかけは、この本。

「メインの森をめざして」アパラチアン・トレイル3500キロを歩く。

著:加藤則芳

バックパックでアメリカのアパラチアン山脈を縦断する
ロングトレイルのノンフィクション。

残念ながら今年の春に63歳という若さで、
帰らぬ人となりました。

歩くことが強みであり、生きがいであったネイチャー・ライターの加藤さんが、
皮肉にも10万人に1人とされる難病ALS(筋萎縮性側索硬化症)にかかっってしまったことは、
この世に神がいるのかと疑わざるをえませんでした。


「人間は本来、自然人であるべきだという基本の大切さを、
自然なくしても生まれ、そのまま死んでいく現代人に、
とりわけ子供たちに、伝えたい・・・」

この加藤さんの想いに共感し、
野営を主体としたキャンプを我が子(当時7歳)と共に始めました。


自然の素晴らしさ、恐ろしさ、人間の素晴らしさ、未熟さを、
身をもって知っている人間になって欲しい・・・。





その子供も昨日で10歳。

自然が大好きな少年に育ってます(DSも好きですが・・・)

自分もリタイヤ(あと12年!)後は、
アパラチアン・トレイルを歩いてみたいと思ってます。





ソロキャンで、テントの中で読むと最高の一冊です。





















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