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2017年03月13日

厳冬期の赤岳へ

厳冬期の赤岳へ


いよいよ厳冬期の赤岳へ。

八ヶ岳の最高峰で冬山の登竜門といわれる頂へチャレンジ。



厳冬期の赤岳へ


前回、硫黄岳に登った時の反省を活かして
美濃戸口で車をデポせずにチェーンを巻いて林道を進み
赤岳山荘に車を駐車。

これでバックパック担ついでつまらない林道を歩く1時間がショートカット。


厳冬期の赤岳へ


行者小屋でのテン泊をベースキャンプとして翌朝に頂上アタックするため
登山コースは右手の南沢を進む。
コースタイムは2時間30分。

前回はバックパックが20Kg近くて苦労したため15Kgに減量。
そのためか足取りが軽い。


厳冬期の赤岳へ



ようやく視界が開け横岳が目に飛び込んできた。
標高は既に2000mを超えている。


厳冬期の赤岳へ


コースタイムを30分オーバーして行者小屋に到着。
冬は週末だけの営業。


厳冬期の赤岳へ


設営完了。

まだ1時過ぎだけど夕飯までソロ宴会開始!


厳冬期の赤岳へ



ここの名物カレーを夕飯にオーダー。
テン泊だけど夕食はできるだけ小屋で食べて経験豊富な方々からの
情報を収集するようにしている。

赤岳に登るには右ルートの文三郎尾根か左ルートの地蔵尾根か?
これがよく話題になる。
夜に小屋の食事が終わった後に石油ストーブに当たりながら山岳ガイドさんと
この話になった。

文三郎尾根は傾斜は緩いが危険個所は滑落すると下が岩場なので死亡事故になると。
また、鎖場とトラバース、頂上直下の岩登りが注意だと聞かされた。

地蔵尾根は傾斜がきついが滑落しても死んだ人はいないと。
ただやらしい階段とナイフリッジがあると。

う~ん。迷いますね。
死にたくはないけど傾斜きついのは怖い。
どうせ落ちたらダメなんだろうし。


厳冬期の赤岳へ


厳冬期の赤岳へ


ルートを決められないまま寝床についた。
朝決めよう。

厳冬期の赤岳へ



翌朝6時30分にBCを出発。
自分の技術であの頂まで行けるのだろうか?
ルートは自分の目で見てみたくて、上り文三郎尾根、下り地蔵尾根と両方を選択。


厳冬期の赤岳へ


ここら辺はまだ序の口。
景色を楽しむ余裕がある。


厳冬期の赤岳へ


稜線に出た。
ここから右に回り込み核心部に入る。

落ちたら命にかかわる危険箇所が続くゾーンだ。

トラバースは写真撮る余裕ナシ。
ピッケルとアイゼンワークが試される。


厳冬期の赤岳へ


やはり文三郎尾根は岩場が多い。

厳冬期の赤岳へ


頂上直下まで来ると東側の視界が一気に広がる。
富士山が綺麗だ。


厳冬期の赤岳へ


最後の急登。
ここ写真では分かりづらいが東側が500mぐらい切れ落ちてて、
岩から落ちたらアウト。


厳冬期の赤岳へ


ようやく山頂へ。
冬の赤岳に登れたのは正直嬉しい。
冬山登山の経験値が1ランクアップした感じだ。


厳冬期の赤岳へ



下りてきての感想は
地蔵尾根の方が怖くないかもしれないと思った。

でもどちらも経験出来て良かった。

夏に赤岳~横岳~硫黄岳の縦走なんてのもいいかもしれない。
また楽しみが増えた。

















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Posted by チェロキ at 07:00│Comments(2)登山
この記事へのコメント
こんばんは。

行者までテントを担ぎ上げたんですね!僕もあそこでテントを張りたかったです。でも無理でした。

雪山の美しさは夏山を凌駕しますね。
そしてこれから残雪期へ。
安全登山でお互い山を楽しみましょー‼︎
Posted by orangesly0710orangesly0710 at 2017年03月13日 21:38
おはようございます。

行者からの景色の美しさにはビックリしました。
子供に見せてやりたいと思いました。。

下山から2日目ですが物凄い筋肉痛で歩行もままならないです。
情けない…
Posted by チェロキチェロキ at 2017年03月14日 09:27
 
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    コメント(2)